半世紀を超えて続く、地域との関係
鳥取科学器械株式会社は、創業から70年以上の歴史を重ねてきた会社です。科学器械という専門分野で、これだけの年月を鳥取の地で続けてこられた背景には、大学や官公庁、民間企業といった多様なお客様との信頼の積み重ねがあります。取引が既存のお客様とのやり取りを中心に成り立っているという事実は、一度きりで終わらない長い関係が育まれてきたことの表れです。
代表は手石光晴氏。長い歴史を持つ会社でありながら、その歩みは過去にとどまっていません。
伝統を守りつつ、新しい技術へ踏み出す
この会社が興味深いのは、伝統を大切にしながらもAI活用など新しい技術を積極的に取り入れている点です。70年以上という歴史は、ともすれば変化を鈍らせる方向に働きがちですが、ここでは社員の「こうしたい」という思いを尊重する文化のもと、前向きな提案が歓迎されています。
役職に関わらず意見を言い合え、コミュニケーションも活発。困ったときにはすぐ相談できる。歴史の長さと風通しのよさが同居している会社は、実際にはそう多くありません。正直なところ、老舗でありながら新技術に前向きという二面性は、この会社を語るうえで最も面白い部分だと感じました。
地域の現場を支え続ける役割
鳥取科学器械株式会社は、倉吉市を拠点に、大学・官公庁・民間企業へ科学機器や関連製品を提案し、研究や開発、ものづくりの現場を支えてきました。既存のお客様との関係を軸に、提案から見積、受注、納品後のフォローまでを一貫して担う。
長年にわたり地域に根差し、幅広い製品を扱ってきた経験が、お客様それぞれの課題に応じた提案を可能にしています。鳥取市商栄町の本社と倉吉市広栄町の営業所、二つの拠点から、地域の科学を支える役回りをこれからも担っていく会社です。


