株式会社ANDO Imagineering Group | 知的好奇心と構造技術が交わる、設計の最前線

設計の課題を「議論して解く」という方法論

問題を一人で解くのではなく、社員全員で議論を尽くしてから解決策を提示する——株式会社ANDO Imagineering Groupにとって、それが設計の基本動作だ。代表の安藤耕作氏が構造家として向き合ってきた社会課題・建築課題・構造課題を起点に、スタッフ全員が議論に参加する文化は、この事務所が2015年1月の設立以来一貫して維持してきたものだ。建築デザイナーと構造エンジニアが対等な関係で上流から関わることで、意匠と構造が主従関係なく有機的に結びついたプロジェクトが生まれている。
「仕事がとても好きで楽しんでいることが伝わってくる」という声が複数の協働者から届いているのは、こうした設計プロセスが生み出す雰囲気の結果だろう。千代田区六番町に拠点を置き、現在23名が在籍する株式会社ANDO Imagineering Groupは、平均年齢38.1歳と若さと経験が共存するチーム構成を維持している。

ESCALIER六番町からBLOCKS IKEBUKUROへ——PC造の蓄積

自社オフィスが入居するESCALIER六番町(千代田区・2023年)自体がPC造の実践例であることは、株式会社ANDO Imagineering Groupの設計哲学の象徴的な形だ。BLOCKS IKEBUKURO(豊島区・2025年)のPC薄肉ラーメン工法による無柱空間、麹町444(千代田区・2022年)の狭小地でのレシプロカル構造、神楽坂 S-one(新宿区・2018年)のL型PCaユニット薄肉ラーメン——プレキャスト・プレストレストコンクリート(PC)造における独自手法の蓄積は、年を経るごとに深みを増している。
「PRC造の建物は事務所ビルの世界に新しい風が吹く」と外部から評される水準は、単発の成果ではなく継続的な探求から生まれている。個人的に印象的だったのは、自社が入居する建物自体も設計案件として公開している点で、この事務所が日常空間においても実験を続けていることが伝わってくる。

全国13都道府県——構造設計の地理的な射程

東京(千代田区・渋谷区・豊島区・中野区・狛江市・新宿区)・大阪(大阪市・吹田市)・神戸(兵庫県)・福岡(福岡市・古賀市)・北海道(旭川市・蘭越町・ニセコ町)・佐賀(鳥栖市)・新潟(長岡市)・千葉・静岡・愛知——株式会社ANDO Imagineering Groupの構造設計実績は、公開されているだけでもこれだけの地域に広がる。オフィスビル・集合住宅・駅舎・保育園・医療施設・寺院・福祉施設・学校校舎・スポーツジムと、建物の用途も際立って多様だ。外部建築家との協働案件が全体の約半数を占めるという体制が、こうした地理的・用途的な広がりを可能にしている。
SDGsに合致する環境配慮型工法への取り組みも、北海道の木質構造校舎や障害者支援施設での複合構造形式など、複数の案件で実践として形になっている。「必然性を感じさせる構造の説得力」という声が多いのは、4分野16テーマを統合的に考察するアプローチが現場で機能しているからだろう。

「経歴より感性と意欲」——チームを形成する採用哲学

年齢・経歴不問という採用方針は、美容学校出身という異色の経歴を持つ代表自身の価値観から来ている。株式会社ANDO Imagineering Groupが重視するのは「素直に学び、伸びしろを信じる姿勢」であり、多様な背景を持つスタッフが在籍するチームの構成はその結果だ。RC・Steel・Timber・PCと全構造種別を実務で扱いながら、構造計算から現場監理まで全工程を担う体制のもと、若手が「全部できる構造設計者」として成長できる環境がある。
「あなたの理想を共に話し合い、楽しいチームを求めている」という採用メッセージは、設計の方法論とそのまま重なる。JR総武線四ツ谷駅から徒歩4分という立地で、テレワーク東京ルール実践企業としての宣言も行っており、働く環境の整備についても継続的な取り組みが続いている。

構造設計 千代田区

ビジネス名
株式会社ANDO Imagineering Group
住所
〒102-0085
東京都千代田区六番町7-11
ESCALIER 六番町3F
アクセス
JR総武線四ツ谷駅から徒歩約4分
TEL
03-6804-3069
FAX
営業時間
9:30~17:00
定休日
土,日,祝
URL
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