手刻み檜材で支える神聖空間の美学
神社や寺院の象徴である鳥居を、国産檜の手刻み加工で製作する鳥居専門店。古来から受け継がれる木組み技法を駆使し、釘や金具に頼らない伝統工法で一基一基を組み上げています。木材の選定から仕上げまで職人の目と手による作業が中心となり、機械加工では表現できない自然な風合いと強度を両立。神域にふさわしい威厳と品格を備えた鳥居が、参拝者を迎える門として機能します。
依頼を受けた神社の宮司からは「完成後の存在感が想像以上だった」という評価をいただくことが多く、特に木目の美しさと継手部分の精密さに驚かれるケースが目立ちます。檜材特有の香りが境内全体に漂い、参拝者からも「神聖な気持ちになれる」との声が寄せられています。地元の氏子総代の方々からも、代々守り続けてきた神社の品格が一層高まったと喜ばれることが多いといいます。
建て替えから移設まで網羅する技術範囲
老朽化した鳥居の解体撤去から新設工事まで一貫して対応し、木材の状態に応じて部分修繕や全面建て替えを提案しています。既存の基礎構造を活かした据え付けや、神社の移転に伴う鳥居の解体・移設工事も手がけており、元の姿を損なうことなく新しい場所での設置を実現。灰汁洗いによる木材の再生や、神額の製作・修復作業では、文字の彫り直しや金箔押しなど装飾面でのメンテナンスも担当します。
個人的には、移設工事での職人技術の高さが印象的でした。部材一つ一つに番号を付けて丁寧に解体し、移転先で寸分違わず復元する様子は、まさに宮大工の技術継承を目の当たりにする瞬間です。
離島から山間部まで広がる施工エリア
北海道から沖縄まで全国の神社仏閣への出張工事を展開し、交通アクセスの困難な離島や山間部でも施工実績を重ねています。現地の気候条件や地盤状況を事前調査し、台風や豪雪といった自然災害に耐えうる構造設計を実施。海岸部では塩害対策として木材の表面処理を強化し、寒冷地では凍害防止のための基礎工法を採用するなど、立地に応じた施工方法を選択しています。
施工完了から半年後に実施する無料点検では、木材の収縮状況や継手部分の点検を行い、必要に応じて締め直しや微調整を実施します。「一年経っても全く問題なし」という報告が大半を占めており、アフターフォローの手厚さが長期的な信頼関係につながっています。
横浜発信で結ぶ伝統継承ネットワーク
運営母体の株式会社コンストラクションMA-21は横浜市に本社を構え、神奈川県内を中心とした関東圏から全国展開を図っています。宮大工出身の職人と現代建築技術者がチームを組み、伝統工法の継承と施工効率の向上を両立。木造建築の専門知識を活かして一般住宅のリフォームや外構工事も請け負い、培った技術を幅広い分野で応用しています。
地域の神社との継続的な関係構築を重視し、年中行事に合わせたメンテナンススケジュールの提案や、氏子の方々向けの木工教室開催なども実施。こうした地域密着の取り組みが口コミでの紹介につながり、新規依頼の8割が既存顧客からの紹介という実績を築いています。


