ロープでつないだまま、ふわりと浮く
空を長く旅するフリーフライトのほかに、十勝空旅団にはもうひとつの飛び方がある。ロープで機体を地上につないだまま上下する、係留のフライトだ。決められた高さまで垂直に浮かび、短い時間で気球の浮遊感を味わえるので、小さな子どもや初めての人でも加わりやすい。
係留は要相談で、やりたい場面を伝えれば段取りを一緒に組んでくれる。ゴンドラには開閉式の扉がついているため、車いすのままでも乗り降りしやすく、福祉施設での係留にも応じている。
どこへでも、機体を運んで
係留のいいところは、気球のある風景を人の集まる場所へ持っていける点にある。2023年10月には帯広の麦音で試乗会が開かれ、糠平湖の湖畔で機体を係留した記録もある。催しや撮影の場に合わせて、十勝のあちこちへ機体を運んできた。
個人的には、扉ひとつで乗れる人の輪がここまで広がるのかと、現場を見て感じた。冬の屋外でも防寒用のダウンつなぎが貸し出されるので、装備をそろえていない人でもその場で加われる。
気球を広告に、催しの主役に
係留した気球は、それ自体が人を呼び込む目印にもなる。機体の中央にある縦6.6m×横10mの白いスペースや、ゴンドラのポール部分には、企業や団体の名前を載せる広告枠が用意されている。大会やイベントのときだけ載せる、といった短い期間の使い方も選べる。
こうした出張や係留の相談は、代表の篠田さんの携帯090-6444-0085で受け付けている。どんな場所で、どれくらいの規模でやりたいのか。まずは声をかけるところから話が動き出す。


