親子二代、約50年続いてきた店
一つの店が半世紀近く同じ土地で続くのは、それだけで積み重ねの証です。株式会社 ウチダデンキは1979年に設立され、茨城県ひたちなか市馬渡で親子二代にわたり約50年近く営業を続けてきました。代表取締役は内田浩史、スタッフは7名という小さな所帯ながら、家電から電気工事、リフォーム、介護まで幅広く手がけてきました。「あって良かった。なきゃ困る」という言葉を日々の仕事の芯に置き、地元の暮らしの相談先であり続けています。
小さな体制だからこそ、担当者の顔が見えるのがこの店の持ち味です。相談から納品、アフターまで同じ人が受け持つため、話が途中で途切れたり引き継ぎで抜け落ちたりしにくくなっています。利用者からは「量販店とはまた違う個人店」という声も寄せられ、規模の小ささがそのまま距離の近さに結びついています。
三つの事業部で、暮らし全体を受け持つ
限られた人数でも幅広く対応できるのは、役割を分けた事業部の体制があるからです。家電事業部とリフォーム事業部、介護事業部という三つの部門が、それぞれの分野を受け持ちながら店の中で連携しています。登記上の事業内容には、家電製品の販売や修理、住宅電気工事、東京電力への図面申請、オール電化工事、太陽光発電、介護保険住宅改修工事などが並びます。暮らしの電気に関わる場面なら、たいていの相談をこの一軒で受けられる構えです。
部門をまたぐ依頼も、同じ店の中で引き継がれていきます。家電の入れ替えから住まいの改修、介護用品の相談まで話が広がっても、窓口は一つのまま段取りが進みます。小さな所帯でここまでの幅をカバーしている点は、地域で長く続いてきた理由の一つでしょう。
発信も採用も、地域とのつながりのなかで
近ごろは、日々の仕事ぶりを外へ伝える動きも広がっています。ブログでは冷蔵庫の修理やスティック掃除機、パナソニック冷蔵庫の納品といった現場の様子が折々に発信されています。コラムでは家電の選び方や暮らしと電気の話題が取り上げられ、店の考え方が読み手に伝わる場になっています。公式LINEやInstagramも窓口として使われ、相談のきっかけを身近にしています。
人を迎える姿勢にも、この店らしさがにじみます。家電販売から修理、電気工事、リフォームまで手がけるスタッフを募集し、地域に根ざした働き方に手ごたえを感じられる職場だと打ち出しています。
正直なところ、7名という規模でこれだけの分野を支え続けてきたことに驚きを覚えました。店はひたち海浜公園ICから車で約7分、営業は9時から18時30分、木曜と祝日、第二日曜が休みです。電話は029-273-8848、ひたちなか市と近隣の市町村で、これからも暮らしの近くにある一軒として続いていきます。


