保険業で培った視点が整理の起点になる
整理業者を選ぶとき、料金や資格と並んで、どんな考え方で品物と向き合うのかは見落とせない。ウィズイング株式会社の代表・馬場一郎氏は、保険業で培った視点を整理の仕事へ持ち込んでいる。人の暮らしや事情に向き合ってきた経験が、遺品をゴミとして扱わず想いをつなぐという理念へと形を変えた。丸亀市田村町を拠点に、この考え方を軸として現場を続けている。
資格と年数が理念を実務へ落とし込む
理念だけでは、実際の現場は動かない。創業から11年、丸亀を中心に年間およそ100件の整理を積み重ねてきた実績が、その言葉を作業の確かさへ変えている。遺品整理士・事件現場特殊清掃士・古物商・一般廃棄物収集運搬の資格を備え、法令に沿った処理を自社で完結できる体制を敷いている。仕分けから搬出、簡易清掃を経て掃き掃除まで行い、完了確認を終えてから引き渡す段取りが定まっている。
現場を見せてもらって印象に残ったのは、理念を掲げながらも作業そのものは淡々と手順化されているという対比だった。想いをつなぐという理想と、掃き掃除で締めるという地道な実務が、同じ現場に無理なく同居している。感情の入りやすい遺品整理の場で、この落ち着きは経験の厚みからくるものだと思う。
女性スタッフと販路が支える現場の質
女性スタッフが多く在籍していることは、この会社の作業の質を語るうえで欠かせない。衣類や身の回りの品といったプライバシーに配慮が必要な品を、一点ずつ確認しながら仕分けていく。仕分けの途中で出てきた写真や手紙は依頼主のもとへ返され、故人様の品が雑に扱われることはない。丸亀エリアの不用品買取では独自の販路を活かし、家電・家具・食器類まで査定して作業費から差し引く。
香川全域へ広がる当事者としての役割
田村町の拠点から、高松市や坂出市、善通寺市、さぬき市、観音寺市、三豊市まで、香川県内全域へ迅速に動いている。遺品整理や生前整理、空き家の片づけ、特殊清掃までを一つの窓口で引き受け、地域の整理を担う一員として役割を果たしている。問い合わせは0120-279-437で24時間つながり、急な事情にも柔軟に調整へ入る。現地での無料見積りを経て、内容と費用に納得してから作業へ進む流れは変わらない。故人様の想いを尊重しながら、次へつなぐ整理を一件ずつ続けている。


