人手が細る物流を外から支える
運送業界ではドライバーの確保が年々難しくなり、自社で配送を抱える企業の負担は増している。人員の管理や急なシフト調整に追われ、本来のコア業務へ手が回らない——そんな悩みは珍しくない。千葉軽貨物ルート配送.comは、この時代の物流の受け皿として、千葉県全域の定期ルート配送を専属で請け負ってきた。柏市を拠点に企業間輸送だけへ業務を絞り込み、荷主の外注ニーズに応えている。
自社配送からの切り替えで問われるのは、コスト削減だけではない。業務負荷を下げながら運送品質を保てるかどうかが、切り替えの成否を左右する。
荷主の代理として届けるという姿勢
運営元である株式会社ビーワンの代表・土居晃宏は、自社を荷物を運ぶだけの会社とは位置づけていない。荷主から預かった荷物を、その企業の代理として責任を持って運ぶ。だから納品先での挨拶や言葉遣い、誠実なマナーの徹底まで、自分たちの仕事の一部として捉えている。配送の質が、そのまま荷主の信用を預かることに直結するという構えだ。
この姿勢は改善提案にも表れている。現場で培ったノウハウをもとに配送ルートや作業フローを見直し、コストや現場の負担を減らす工夫を出してきた。
数字で示す外注の効き目
運び方の見直しは、はっきりした数字になって返ってくる。効率化の取り組みによって年間コストを平均20%削減した実績があり、ルート最適化では年間約100万円のコスト削減につながった事例もある。単発の値引きではなく、運ぶ仕組みそのものを変えて生まれた差である点に、この事業者の性格が出ている。
止まらない運行を守る備え
定期便で最も避けたいのは、担当ドライバーが抜けたときに輸送が滞ることだ。千葉軽貨物ルート配送.comは独自の提携ネットワークを持ち、万一の欠員や急な増便にも代替の運行を回せる。だからこそ荷主の物流ラインを止めずに済む。冷蔵品や緊急を要する荷物まで受け止められる間口の広さもあり、食品関連の事業者や急な配送ニーズを抱える企業にとって頼りになる存在だ。正直、運送会社がここまで荷主の内側に踏み込むのは印象的だった。


