札幌・白石区から届く不動産売却の実務力
2011年5月の設立以来、センチュリー21スリーアールは札幌市白石区栄通を拠点に不動産売買仲介・買取・賃貸管理を手がけてきた。北海道知事免許(石狩(3)第7841号)を取得し、北海道宅地建物取引業協会や全国宅地建物取引業保証協会にも所属している。代表の野村龍平氏が率いる少数精鋭の組織で、売却案件ごとに担当者が査定から契約締結まで一貫して対応する体制を敷く。全国賃貸不動産管理業協会、北海道不動産公正取引協議会への加盟も含め、業界内の複数団体に名を連ねている点は取引先にとっての安心材料になっている。
個人的には、規模の大きくない会社がこれだけの業界団体に加盟し続けていること自体、事業への本気度を感じた。仲介だけでなく買取やリースバックまでカバーしているため、売主側の選択肢が最初から複数用意されている構造になっている。「まず査定だけ」という段階から相談できる無料査定も受け付けており、初回のハードルは低い。営業時間は10時から18時、予約がない土日祝は定休日という運用だ。
任意売却・相続案件にも踏み込む対応範囲
任意売却の局面では、金融機関との交渉を代行し、残債務の調整や差押え解除といった専門性の高い実務まで引き受ける。通常の売買仲介とは異なる緊張感のある案件にも踏み込んでいく姿勢は、過去の取引事例の蓄積に裏打ちされたものだろう。相続不動産についても、名義変更登記や遺産分割協議の段取りを案内しながら、司法書士など各専門家との連携で手続きを進めていく。売却が初めての依頼者に対しては、スケジュール・必要書類・税金の扱いまで一通り説明する流れが組まれている。
たとえば相続で急に不動産を扱うことになったケースでは、何から手をつければいいか分からないまま相談に訪れる人も少なくないという。そうした場面で「全体の流れを最初に見せてもらえたので落ち着いて進められた」という声が寄せられている。仲介か買取かの判断も、それぞれの特徴を並べたうえで依頼者の事情に合わせて提案するスタイルを取る。売却価格の最大化だけを追うのではなく、時間的制約や心理的負担も含めた判断軸を共有するところに、この会社の立ち位置が見える。
経営理念が現場の行動規範になっている会社
「誠実・優しさ・慮る力といった人間力のある人間にお客様は集まる」——センチュリー21スリーアールが掲げる経営理念は、利益よりも先に自己研鑽と信頼の積み重ねを置く考え方だ。企業理念にも「あたりまえの事を高品質に、あたりまえでない事も全力で、頼んで良かったの声を集めよう」とあり、社内の行動基準として機能させている。資本金200万円という小さな規模で始まった会社だからこそ、一件ごとの信用が経営の生命線になる。代表の野村氏のもと、担当者が属人的に案件を抱えるのではなく理念に沿った判断基準を共有する運営が続いている。
札幌という地域で「一度きりではなく末永い付き合い」を打ち出す不動産会社は珍しくないが、実際にリピーターや紹介からの依頼が入っているかどうかで真偽は分かれる。同社のブログやコラムでは不動産知識の発信を継続しており、売却を検討する前の段階から情報に触れられる仕組みを作っている。こうした地道な発信活動が、問い合わせ前の信頼形成につながっているという見方は自然だろう。何でも相談できる関係性を目指すという方針は、言葉だけでなく情報発信の頻度にも表れている。
売却後の暮らしまで視野に入れたサービス設計
リースバックの取り扱いがあるのは、売却後もその住まいに住み続けたいという需要に応えるためだ。資金繰りの都合で自宅を手放す必要があっても、生活環境を変えずに済む選択肢があることで精神的な負担は大きく変わる。中古住宅の瑕疵保険・保証も用意しており、買主側の不安を軽減することで売却物件の競争力を高める狙いがある。こうしたサービスは売主・買主双方にとって取引の納得度を上げる仕掛けとして機能する。
「売った後のことまで一緒に考えてくれた」という感想を持つ依頼者もいるようで、契約完了で関係が切れない点を評価する声が目立つ。過去に多く寄せられた質問への回答をあらかじめ整理し、問い合わせ対応の効率化と情報の透明性を両立させている。査定についてはウェブ上から無料で依頼でき、対面前に概算を把握できる段取りになっている。売却の検討段階から契約後まで、時間軸の長い付き合いを前提にした設計が随所に組み込まれている。


