建物に合わせて崩し方を選ぶ、現場の判断力
同じ解体でも、建物の構造や周りの環境によって崩し方はまるで変わる。HKR解体工業は、木造戸建てからRC造、鉄骨造、アパートまで扱ってきた経験をもとに、手壊しと重機を現場ごとに使い分けている。隣家との距離が近い木造2階建て22坪の住宅では、重機に頼らず手壊しで慎重に解体を進めた。一方、RC造7階建て・750坪のような大型物件では、揚重解体で高さのある構造物を段階的に下ろしていく。
崩し方だけでなく、音や粉じんへの備えも構造に応じて整える。RC造や鉄骨造の現場では防音パネルを立てて作業音の広がりを抑え、木造2階建て35坪の解体では防炎シートの養生と仮囲いで安全の枠を組んでから着手した。現場の条件を読んで手順を組み替えられるのは、一連の工程を自社のスタッフが担っているからだ。
この積み重ねが、仕上がりの土地にも表れる。ブロック塀の高さを建築基準に合わせて切り直すといった細かな対応まで含め、解体の前後で生じる作業を取りこぼさずに拾っていく。個人的には、派手さはなくとも現場ごとの手間を惜しまない進め方に、職人仕事の芯を感じた。
撤去の先まで、土地づくりを続けて
HKR解体工業の仕事は、建物を消す段階で止まらない。駐車場に向けたアスファルト舗装、敷地を区切るブロック・フェンスの設置、伸びた樹木の伐採や抜根まで、外構の工事を解体に続けて引き受けている。木造2階建て33坪を片づけて時間貸しの駐車場に変えた現場のように、撤去と土地活用がひと続きで進んだ例も残っている。
解体と外構を別の会社へ分けないことで、工事の切れ目で生まれがちな待ち時間や連絡の手間が減る。「解体から駐車場の舗装・フェンス設置まで一括で頼めて、手間と時間が大幅に省けました」という声は、その利点を使った人の実感を伝えている。
柏市松ケ崎を起点に、県内の依頼へ
拠点は千葉県柏市松ケ崎で、国道6号線から車で5分ほどの場所にある。柏市を中心に、松戸市や流山市など県内各地から寄せられる相談に足を運んでいる。現地調査と見積りは無料で、担当者が敷地を確かめてから金額を提示し、急いで契約を迫る営業はしない。
相談から完了までは、段階を追って案内される。現地調査と見積り、契約を経てアスベスト分析調査を挟み、近隣への挨拶を済ませたうえで解体へ入る流れだ。初めて解体を頼む人にも、一つずつ説明を添えながら進めてくれる。相談の電話は090-2248-7700、受付は8:30から17:30まで。


