「構造を問わず対応できる」一言が、依頼のきっかけになる
「木造アパートを頼んだ会社に、倉庫の相談もできた」——そういう話がOVIコンストラクションの取引先から出てくる。木造アパートの新築施工を中心に据えながら、RC造・鉄骨造・木造耐火構造にも対応し、住宅から商業施設・工場・倉庫まで多様な用途を同社一社で受け止めてきた。東京・荒川区西日暮里を拠点に、日暮里駅から複数路線を利用できる立地の良さも機動力を支えている。木造での4階建て・5階建て施工という業界的難度の高い領域に取り組んできた実績は、技術的な裏付けとして依頼者に伝わっている。
異なる経歴を持つスタッフが集まる体制も、対応力の幅の一因だ。鉄筋コンクリート現場出身・木造専門会社経験・防水工事の建築事業部立ち上げ経験といった背景を持つメンバーが、品質・原価・工期・安全・環境の5管理項目を現場でこなしながら建物の完成まで動き続ける。一般建設業許可(東京都知事(般-7)第161432号)のもと、みずほ銀行との取引関係を軸に安定した事業運営が続いている。
AIが建設現場に入る日に向けて、今から動いている
建設業界でのAI活用はまだ普及段階にある。施工管理や設計支援へのAI導入に取り組んでいるOVIコンストラクションは、その手前の段階から準備を積み上げている会社だ。「建築現場のアップデートを掲げ、最新技術を積極的に導入する」という方針は、経営方針の「技術革新と挑戦」と直結している。数年以内には自社設計のカフェ風事務所も実現する構想があり、建設会社が自らの技術で職場環境をつくる取り組みとして社内外から注目されている。
「こういう方向に建設業が向かっていくなら、働きたいと思った」という声が採用に影響しているらしい。「未来の子どもたちが憧れる背中を見せたい」という代表の言葉は、採用だけでなく施工への姿勢にも反映されており、その一貫性がこの会社の個性をつくっている。
新築・改修・コンサル、三つの事業軸で建物の一生に関わる
建設工事業・改修修繕リニューアル事業・建設コンサルティング事業という三本柱が、相談の間口を広げている。内装・外装のリノベーションで既存建物の価値と寿命を引き出す提案は、都市部の中古物件オーナーが抱える課題に応える形として機能してきた。「解体か修繕かを判断する前にまず話を聞いてもらえた」という声もあり、コンサルティング機能が施工へのつなぎ役になるケースが多い。東京都内を対応エリアとし、2019年設立・資本金1,000万円という背景で、この事業範囲をカバーし続けているのはスタートアップとしての機動力があってのことだ。
新築から改修まで同じ会社に任せられる、という安心感は数字に表れにくいが、長期的な取引関係を生む要因のひとつだと思う。施工だけでなく相談相手になれる体制が、OVIコンストラクションに繰り返し声がかかる理由のひとつだろう。
直行直帰・賞与・自社設計の事務所構想、未来を見据えた職場づくり
現場への直行直帰・資格手当・資格取得支援・作業服支給・賞与という待遇の整備に加え、数年以内には自社設計のカフェ風事務所を実現するという計画が動いている。「社員が居心地よく働ける会社を目指す」という方向性は、人材育成を経営方針の柱に据えていることの延長線上にある。平日9〜18時・土日祝休みという就業体系は、継続的に働きやすい条件として機能しており、20代から50代後半まで幅広い人材を受け入れている。木造多層階やRC造といった専門性の高い案件に携われる環境は、スキルアップを考える現場監督候補者にとって実質的な価値を持つ。
「資格取得を支援してもらえる環境で、自分の市場価値を上げることができた」という声が出ているらしく、待遇と成長機会を同時に求める層に響く職場像が形成されている。


